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願えばきっと叶う。

こんにちは、現場管理の原田です。

まだまだ、これから本当の寒さがやって来ると思うと、

暖かい事務所から屋外に出かける際の温度差にやられてしまわない様に、

しっかり防寒対策しなければいけない歳になってきてしまいました。

それでは、現在進行中のK邸は躯体工事が終わり、屋根葺きも完了した段階です。

なかなか、仕上がると分からない、バルコニーの防水工事の工程を簡単にお見せしましょう。

まず、本体が出来ますとバルコニーの床に傾斜が

付くように下地を組み、その上に硬質木片セメン

ト板を敷きます。

(この板がまた重たくて、1枚12mmx910

mmx1820mm畳1枚と一緒です。23kg

もあるんですよ。)

この板は、釘ではなくビス留めします。

①セメント板にプライマーという板と防水剤の密着性を高める液体を塗ります。

②ガラスマットを立ち上がり約300mm程度までポリエステル樹脂で塗り込みます、床面も同様にガラスマットを敷きポリエステル樹脂で塗り込んでいきます。

結構においがすごくて、頭がクラクラしちゃいます。

③もう1回全体にポリエステル樹脂をローラーで塗布し、1時間ほど乾かします。

④上塗りのトップコートで仕上げていきます。

色の選択肢が2色しかありませんがほぼグレーが一般的です。

仕上がりです。

FRPは船の底に使われたり、ユニットバスの浴槽など水漏れしてはいけない箇所に使われるもので、

重たく角があるものを落としたりしなければ防水層を突き破ることは無いと思います。

私も今までの経験の中で、FRP防水で水漏れしたことは過去1件もありませんでしたので、これ以上の防水はないのではと思います。

K邸の防水もキッチリ仕上がりました。

また、次回は断熱工事を報告させていただこうと思います。

話は変りまして、今年、次男坊が受験でして、何とか志望校に合格できるように、私が出来ることは神様にお願いすることぐらいで。

初めて行って来ました、学問の神様です。

願うだけでは、もちろんダメですが本人の努力が報われるようにと

お願いしてきました。

それでは、またです。