アーリーアメリカンハウス|大府市

ラップサイディングの外壁に、印象的なレッドの玄関ドア。
一目で「普通じゃない」と感じる、遊び心のあるアメリカンテイストの外観です。整えすぎず、でも雑ではない。その絶妙なバランスが、この家の魅力。
見た目のデザインだけでなく、断熱材にはセルロースファイバー、開口部にはトリプルガラスの樹脂サッシを採用し、雰囲気だけで終わらない快適性もしっかり確保しています。


自然石の土留めや枕木を使った階段、砂利の質感など、素材感を活かした外構デザインが住まいの雰囲気をより引き立てています。
玄関へ向かうこのアプローチは、ただの通路ではなく、家に帰る時間を少し楽しみにしてくれるような空間になっています。

玄関ドアを開けた瞬間から、この家の世界観は始まっています。
外観のアクセントだったレッドの玄関ドアを、室内側から見ても主役になるように計画。グレーの建具やオープン棚と合わせることで、海外の住宅のような雰囲気を感じられる玄関ホールになりました。
帰ってくるたびに気分が上がる玄関は、やっぱり強いです。

室内に入ると、やわらかなミントグリーンの壁紙が空間を包み込みます。
木の質感がしっかり感じられるダイニングセットやチェック柄のソファと組み合わさることで、可愛さだけではない、落ち着いたヴィンテージ感のあるLDKに仕上がりました。
“無難にまとめる”のではなく、色も素材も楽しみながら暮らしをつくる。そんな住まいです。

ダイニングとキッチンは、家族が自然と集まりやすい一直線のレイアウトに。
ペンダントライトのやわらかな光、木のダイニングテーブル、ミントグリーンの壁紙、そしてモザイクタイルの腰壁が重なり合い、食事の時間まで特別に感じられる空間になっています。

キッチン前の腰壁には、モザイクタイルをあしらい、その下にはオープン収納を造作しました。
タイルの素材感が空間に表情を与えつつ、飾り棚としても実用収納としても使えるつくりに。インテリアを楽しみながら、暮らしやすさもちゃんと両立しています。
見せる収納を上手に取り入れると、LDK全体の完成度が一段上がります。


上部空間をしっかり使うことで、床面積以上のゆとりを感じられる設計に。光の入り方も心地よく、こども部屋でありながら窮屈さを感じさせません。
限られた広さを、ただ小さくまとめない。空間の使い方ひとつで、家はここまで楽しくなります。

収納で終わらせないのが、この住まいの面白さ。
ウォークインクローゼットの奥には、こもって使えるカウンタースペースを確保しました。両側のハンガーパイプで衣類をしっかり収納しながら、正面には飾り棚を造作。お気に入りを並べることで、ただの収納ではなくまるで隠れ家のような“自分だけの居場所”になります。
こういう一工夫が、暮らしをぐっと豊かにします。

鮮やかなブルーのアクセントクロスと、レトロな雰囲気の床柄が印象的なトイレ。
コンパクトな空間だからこそ、思い切って遊ぶと一気に魅力が出ます。さらに、手洗い器にはクラシカルなデザインの水栓を組み合わせ、細かな部分まで世界観を統一。
こういう“攻めた一室”があると、家づくり全体の満足度はかなり変わります。

この家の顔になるのが、ゆったりとしたカバードポーチ。
屋根のかかった半屋外空間は、雨の日でも使いやすく、外と中を心地よくつないでくれます。椅子を置いてくつろいだり、季節の景色を眺めたり、何気ない時間が少し特別になる場所です。
ただ玄関へ入るための通路ではなく、暮らしを楽しむための余白をつくれるのが、この家らしさです。
